【登辞林】(登記関連用語集)


[つ]

通常抗告 一般抗告のうち、即時抗告以外の抗告で、原則として、提起期間の制限がなく、執行停止の効力もないもの(民事訴訟法332条、334条、刑事訴訟法421条、424条参照)。(→特別抗告)(→再抗告

通達 各省大臣、各委員会・庁の長官が、所管の機関や職員に対して、法令の解釈や取扱いを指示した文書(国家行政組織法(昭和23年7月10日法律第120号)14条2項参照)。法規ではないので、直接的に国民を拘束するものではないが、行政機関の職員は、この通達に従い事務を行うので、国民は、結果的にこの通達に拘束されることになる場合が多い。

通謀虚偽表示 表意者が相手方と通じて、真意を伴わない意思表示をすること。例えば、表意者も相手方も、実際は売買をする意思がないのに、売買を仮装し、相手方の名義にする行為等がそれにあたる。通謀虚偽表示は、当事者間では常に無効であるが、善意の第三者に対しては、その無効を主張することができない(民法94条)。財産隠匿の手段として用いられることがあり、刑法上、強制執行妨害罪を構成することがある(刑法96条の2)。詐害行為と類似するが、虚偽表示による法律行為が無効であるのに対し、詐害行為となる法律行為は有効である。(→心裡留保

続柄(つづきがら) 本人から見た親族の関係。父、母、子、兄、妹等。住民票の記載においては、特別の請求が無い限り、続柄の記載は省略される(住民基本台帳法12条5項)。ぞくがら。

 不動産登記規則99条に規定されるの土地の地目のひとつで、防水のために築造した堤防(不動産登記事務取扱手続準則68条)。

(つぼ) 尺貫法による面積の単位。6尺四方の面積。(ぶ)。1坪は、約3.30579u。1uは、約0.3025坪。1=300坪。

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